【2つ厳選!】アカメカブトトカゲの飼育におすすめの床材を紹介!
アカメカブトトカゲに限らず、生き物を飼育する上で床材はとても大切です。
それぞれの床材に特徴があり、選ぶ床材によって環境が変わります。
今回はアカメカブトトカゲの飼育におすすめの床材を紹介していきます!
アカメカブトトカゲの飼育におすすめの床材とは?
早速紹介していきますが、アカメカブトトカゲの飼育におすすめの床材は、
・テラリウムソイル
・ヤシガラマット
この2種類です!
アカメカブトトカゲを飼育する環境はある程度の湿度が必要になるため、保湿性の高い床材が適しています。
上記の2種類は両方とも保湿性が高く優秀な床材のため、どちらを使っても飼育上問題ありません。
一方で、それぞれメリット・デメリットがありますので、「どんな違いがあるのか」を解説していこうと思います。
ヤシガラマットについて
ヤシガラマットはその言葉通り、ヤシの殻を砕いて作った床材です。
汎用性が高く、アカメカブトトカゲ以外にも使われることが多いです。
メリット
・保湿性が高い
・脱臭効果が優れている
・掃除がしやすい
・汎用性が高く、多くの爬虫類に対応している
デメリット
・比較的カビやダニが発生しやすい
テラリウムソイルについて
熱帯・亜熱帯に生息する、爬虫類や両生類に適した床材になっています。
メリット
・保湿性が高い
・脱臭効果が優れている
・掃除がしやすい
・生きたバクテリアが含まれており、フンや食べ残しを分解してくれる
・保水性も高いため、植物も植えられる
デメリット
・入れ替えが大変
ヤシガラマットとテラリウムソイルの違い
ヤシガラマットとテラリウムソイルの特徴について見ていきましたが、どこが明確に違うのでしょうか。
入れ替えの大変さ
まず1つは「入れ替えの大変さ」です。
2種類とも、フンや尿酸に吸着して固まってくれるため掃除はしやすいのですが、テラリウムソイルの方が床材の定期的な入れ替えはしにくいです。
理由としては、テラリウムソイルは天然の土からできているため、崩れやすく、最後の1粒まで撤去するのが大変です。
一方ヤシガラマットは、チップもしくは繊維状の床材のため簡単に撤去ができます。
保水性
2つ目は「保水性」です。
ヤシガラマットよりもテラリウムソイルの方が、保水性が高く、床材自体が乾きにくくなっています。
そのため、霧吹き等で水を含ませると、ヤシガラマットの方が早く乾きます。
これについてはどちらの方が良いと断言するのが難しいです。
理由は、アカメカブトトカゲの飼育環境は「ケージ内をすべて高湿度で保つのか」「乾燥気味にするのか」分かれるからです。
よくネットでは「高湿度で保つ方が良い」と書いてあります。しかし、爬虫類ショップの方から「湿度の高いスペースとそうではないスペースの両方をケージ内で作ると良い」と教えていただき、その方がアカメカブトトカゲの調子が良いそうです。
そのため、高湿度で保ちたい方は、「テラリウムソイル」少し乾燥気味にする方は「ヤシガラマット」が良いのかなと感じました…が!
私はテラリウムソイルを使っていますが、軽く霧吹きするくらいではすぐに乾くため、どちらを選んでも「霧吹きの頻度」「ケージ内に水を張るのか」など…飼育条件によっても変わってくると思います。
個人的には、
・生きたバクテリアが含まれており、フンや食べ残しを分解してくれる
・ヤシガラマットより比較的カビやダニが湧きにくい
・見た目のカッコよさ
このような理由でテラリウムソイルを使用しています。