植物育成ライト「アマテラスLED」とは?【ツクヨミとの比較も有ります】
植物育成ライトの中でも人気の高い「アマテラスLED」とは、どのようなライトなのでしょうか。
今回は「アマテラスLED」のメリット・デメリットや寿命、照射範囲について解説していきます。また、どちらにするか悩まれることの多い「ツクヨミ」との比較もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
アマテラスLEDとは?
アマテラスLEDは、屋内でも使用できる植物育成用ライトです。
植物の光合成に必要な最適な波長の光を照射するように設計されています。照射される光は太陽光に近い光を再現できるため、直射日光が当たらない屋内でも植物を育てることができます。
アマテラスLEDを使用することで、植物の生育が促進されることも実証されています。
また、アマテラスLEDは驚くほど省エネで、電気代の高騰を心配することなく、長時間でも使用することができます。
アマテラスLEDのメリット
Amaterasu LEDは、市販されている植物育成用ライトの中で最も優れたものの一つです。以下のような多くのメリットがあります。
アマテラスLEDのメリット:費用対効果が良い
先ほどの電気代を見ても分かる通り、アマテラスLEDは他の植物栽培用ライトと比べても、電気代が安く抑えられるかと思います。
そのため、本体の金額が他の植物育成用ライトより高くても、長期的に見ると費用対効果が高くなるのではないでしょうか。
アマテラスLEDのメリット:寿命が長い
アマテラスLEDの寿命は約30,000時間と公式から発表されています。1日10時間使っても3,000日=約8年は寿命が持ちそうですので、すぐにライトを交換する心配はありません。
※公式から発表されている寿命は設計値であり、保証値ではありません。
アマテラスLEDのメリット:植物の成長を促進
最も重要なLEDライトの効果ですが、個人的にはかなり効果が実感できています。
使う前と比べて葉の成長が早く感じますし、葉にハリが出て元気になってくれました。
今まで日があまり当たらない場所に置いていたので、余計に効果が強く出ていることもあるかもしれませんが、それでも植物にとってはプラスに働くことが分かるかと思います。
アマテラスLEDは太陽光と同じような光をLEDで再現しているようなので、私と同じように日当たりの悪い場所に置かざるを得ないという方には非常におすすめです。
アマテラスLEDは太陽光に近い光を再現している。
アマテラスLEDのデメリット
多くのメリットがあるアマテラスLEDですが、デメリットも知っておく必要があります。
価格が高価
アマテラスLEDは、LEDライトの効果はもちろんエネルギー効率も良いため、一般的な植物育成用ライトよりも高価です。
しかし、前述の通り長期的に見れば費用対効果は高いですので、非常におすすめできる商品です。
アマテラスLEDの寿命はどのくらい?
メリットの項目でも触れましたが、アマテラスLEDの寿命は約30,000時間と公式から発表されています。
1日10時間使っても3,000日は寿命が持ちそうですので、アマテラスLEDの寿命は約8年ほどでしょうか。
約30,000時間=約3,000日(1日10時間使用)=約8年
※公式から発表されている寿命は設計値であり、保証値ではありません。
アマテラスLEDの照射範囲はどのくらい?
公式から発表されている推奨照射距離は40cm~150cmとなっています。
私の場合は約40cmの距離から照射していますが、光の届き方はこんな感じです。↓
アマテラスLEDには取り外し可能な反射板が付いています。
反射板を付けた状態だともう少し光の届く範囲が狭くなるため、私のように広範囲に光を届けたい場合は反射板を外して使用すると良いでしょう。
アマテラスLEDとツクヨミの違いを徹底比較
最後に、どちらを買うか悩むことの多い「アマテラスLED」と「ツクヨミLED」の違いを徹底比較していきます。
「アマテラスLED」と「ツクヨミLED」はどちらもBARREL社の出している植物育成やアクアリウムの水草育成に使えるLEDライトです。
まずはスペックを比較してみましょう。
アマテラスLED (20W) | ツクヨミLED (20W) | |
ボディカラー | ブラック | ホワイト |
色温度 | 約5,900K | 約4,000K~5,000K |
演色評価指数 | 高演色Ra97 | 高演色Ra97 |
照度 | 18,050lux | 21,690lux |
PPFD | 406μmol m-2 s-1 | 507μmol m-2 s-1 |
全光束 | 2098lm | 2098lm |
口金 | E26 | E26 |
消費電力 | 20W | 20W |
定格寿命 | 30,000時間 | 20,000時間 |
全長 | 14㎝ | 14㎝ |
質量(重さ) | 350g | 350g |
定格電圧 | 100V | 100~240V |
推奨照射距離 | 40cm~150cm | 40cm~150cm |
1ヶ月の電気代 | 1日12時間照射×31日=約200円 (1kWh単価27円で計算) | 1日12時間照射×31日=約200円 (1kWh単価27円で計算) |
ボディカラーが違うのはもちろん、色温度や寿命が違いますね。
重要な項目について詳しく見ていきましょう。
ボディカラー
これはブラックとホワイトで対照的な2色ですが、完全に好みやお部屋のテイストによってどちらが良いか分かれますね。
個人的にはアマテラスLEDのブラックがカッコよくて好きです。
色温度
これは色の見え方で、公式では以下のように記載されています。
アマテラスLED:青みがかった寒色
アマテラスLEDは青波長を主に設計されており、アクアリウムでは水の透明度が増して見えたり、植物では葉や茎を丈夫に育てる効果があるようです。
ツクヨミLED:赤みがかった暖色
反対にツクヨミLEDは赤波長を主に設計されており、アクアリウム内の緑を鮮やかに演出したり、光合成効率が優れた波長のため植物の成長を促進する効果があるようです。
どちらも良い点があるため、用途や植物の育て方によって選ぶのが良いでしょう。
PPFD
PPFDは光合成を考える時に使う光の単位で、数値が高ければ光合成に効果が高いということになります。
数値はツクヨミの方が高いため、光合成を考えた時の性能は高いこととなります。
一方で植物によって最適な数値は異なることや、距離を離して調整ができるため、どちらの方が良いという優劣をつけにくい点でもあります。
定格寿命
これは大きな差が出たポイントですね。
アマテラスLEDの方が約10,000時間寿命が長いため長期的に見た費用対効果は高そうです。
アマテラスLEDとツクヨミLEDはどちらがおすすめ?
個人的にはアマテラスLEDが良いかなと思います。
光合成を考えた時の数値(PPFD)はツクヨミの方が高いですが、距離を調整することでなんとかなります。
そのため私は、見た目が自分好みで寿命が長い(重要)アマテラスLEDを購入しました。
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結果的に植物も以前より元気に育ってくれており、インテリアとしてもカッコよく満足しています。
この記事がアマテラスLEDの購入やツクヨミLEDとの比較でお役に立てば嬉しいです。
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